平成20年度 文部科学省 新潟県教育委員会 再委託事業
 地域スポーツ人材の活用実践支援事業 学校指導者研修会 講師派遣事業報告
 新発田市立七葉小学校体育館にて 健康運動指導士 榎本暢子さんによる先生を対象とした
児童前期向けリズム体操の指導法研修会を開催いたしました。
テーマは子ども達に「楽しく様々な運動要素を体験させるリズム体操」です。
リズム体操の前に!縄跳びで楽しくウォーミングアップ!!
縄を使ったストレッチや2人組の縄跳びなどなど・・・
ウォーミングアップの方法の研修が始まっています。
ロープを2人で受け渡しをします。2人で調整しながら行うことも目的なんですよ・・と講師。
運動レベルに応じて板の目を徐々に広くしていくと・・きつい運動になりマース。
二人で行う縄跳び運動です。これも互いに調整しあうことが大事ですね。 
なわとびでの楽しいウォーミングアップの後は
4つの動き(スポーツにつながる動き)をベースにしたリズム体操の研修です。
 
体育座りから腕立ての姿勢を左右交互につくります。体重を効率的に支える位置を学べます。
このような動きは、マット運動や跳び箱運動の肩の向きや手のつき方に活きますね。
手のひらの向き、腕の角度、様々変えてみるといいですね。
横ステップの後は見えない壁を押すイメージで!
ステップとともに重心位置が先行されて鞭のように腕と手のひらがビューンと突き出されたら理想なのでしょう。
体育館を移動しながらJUMP。この場合も歩いてきた重心移動の力を床のクッションの力に合わせてビュンと飛ぶことが大事です。歩くことからJUMPまでを一様の動きに自然とさせることが目的でしょうか。
マット運動、倒立の脚の振り上げ動作、側転も、バレーのジャンプ・陸上・バスケのシュート・・・何でもそうですね。
4つの基本運動にジャンプで回転やツーステップでの円運動などの動きを音楽に合わせて動きます。先生曰く、形の真似(踊りの振り)を覚えるのではなく、運動要素を師範する先生がしっかり理解して、見せられることも大事。将来、生活の中での「身のこなし」巧緻性を伸ばせるようなリズム体操が目的です。ツーステップも幅跳びや跳び箱の助走調整では大事ですし、床の反動を使う動きは屋内外を問わず共通ですね。走った移動の力を斜め上や真上にジャンプさせる力の使い方をリズム(音楽)にあわせることで学べます。
床の反動を全身で利用する感覚を作ります。床の弾み返しを学びます。
榎本先生は新潟大学での講師のほかに、地域の健康教室指導者育成、ピラティス教室講師などでご活躍中です。
とらい夢の「スポーツごっこ教室」ではいつもシリーズ初回担当。こどもたちとスポーツの出会いの場を楽しく愉快にしていただいています。

「地域人材活用企画・HP担当 村田より」
スポーツ運動の大事な要素として「手首の動き」があります。僕らの時代には遊びの中で手首を使う場面が学校・遊びの中でたくさんありました。(キャッチボール・チャンバラ遊び・ロープ遊び・めんこ・釘立て・ビー球・ブランコ・鉄棒・・・)球技、体操系を問わず手首運動の調節はとても大事。縄跳びも手首を回せるか?が要です。運動神経が良いとか悪いとかは、運動体験が少ないか多いか?を言うのだそうです。榎本先生のリズム体操は、児童前期に体験しておくと将来応用の利く体の動きをリズムを用いて学ぶ方法であったかと思います。体の軸の調整。重心位置の移動と床の反力を利用する跳躍。サイドステップとツーステップ、遠心力に負けないコーナリングの姿勢などなど・・・。ぜひ、こどもにはスポーツを手段として、「身のこなし」を「楽しく愉快に」学んで欲しいですね。近年のこどもの怪我は「顔面と手首が多い=転び方が下手」なのだそうです。これも「身のこなしが下手」が問題ですね。
でも、今のこどもは僕等よりも指先の運動と調整力はきっと優れているのでしょうね。(レポーターの僕=47歳)